学生共同制作による遠隔学習教材の評価 : 小松短期大学における情報系学習を事例として
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
遠隔学習は, 正規の対面授業を補完する情報共有ツールとして位置づけうる.小松短期大学では, マルチメディアャンパス事業の一環として遠隔学習システムに取り組んできた.本報告では, 遠隔学習教材を本学学生100人が共同制作し, 活用した事例について報告する.近年, 能力評価の一つとして資格取得が重視され, 本学でも課外指導を行っている.今回の教材として, 初級システムアドミニストレータ試験をとりあげ, その基礎的理解を中心とし資格取得への足がかりとすることを目的とした.個々の学生は, 分担して教材制作に参加し, それらを教材コンテンツとして筆者から統合した.この教材の学習により, 他学生の努力を認め, かつ, 自分も努力しようという情報共有が遠隔学習というディジタル空間を介しても行われた.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-01-18
著者
関連論文
- 5.長岡技術科学大学(第II部 機関訪問調査,高等教育機関におけるマルチメディア利用実態調査(2000年度),メディアFDとフレキシブルラーニング支援の研究開発)
- WBTを用いた演習授業の相対評価
- 学生共同制作による遠隔学習教材の評価 : 小松短期大学における情報系学習を事例として
- 小松短期大学における遠隔学習の連続的な適用と改良 : 簿記資格取得支援システムによる理解度評価
- 小松短期大学における遠隔学習の実験的取り組み : 在宅学習支援システムの構築と実験の中間報告