オブジェクト指向フレームワークと製品特化CASEによる組み込みシステム開発 : ATM(現金自動取引装置)への適用
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概要
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本稿では, フレームワークのインクリメンタルな構築プロセスと, フレームワークの製品特化CASEによる利用プロセスについて述べる。前者について, 三つの構築フェーズ(インフラ, ジェネリック, ドメインフレームワーク構築)を設けることで, フレームワークの構造や機能を段階的に検証可能である。また, 後者については, 製品特化CASEの相補的な導入により, フレームワークを適切な方法で利用可能である。フレームワークは再利用部品を提供し, 製品特化CASEはシステム特化部分を自動生成する。本アプローチを組み込みシステムとして位置づけられる。ATM(現金自動取引装置)ソフトウェアに適用し, 本アプローチの効果と課題について考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-03-18
著者
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