情報システム開発方法論Lyeeに基づくソフトウェアのXMLによる記述
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概要
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情報システム開発方法論Lyeeは利用者の意図が具体化した単語だけから直接ソフトウェアを定義し、その定義情報から自動的にプログラムを生成する.LYeeの一つの独創的な点はソフトウェアの定義をまず固め, その後定義に対応するプログラムを生成するところにある.Lyeeが何故に応用プログラムの生成に成功しているかという鍵の一つはLyeeで確立したソフトウェアの構造が様々な応用環境にも拘わらず普遍性を具備しているからである.ソフトウェアの定義手続きはこの構造に単純に沿った(1)スターター定義(2)スターター定義の自動的な拡充定義(3)拡充定義に対しての利用者による追加定義の3ステップから成る.本論文はまず実務で行われている定義の内, 本質に関係ないものを取り去り定義の本質を明確にし, 更にソフトウェアの定義はデータモデルそのものであることを主張する.また, 読者の理解を助けるために定義をXML文書の形で示した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-01-22
著者
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