構造化文書を対象とした操作コマンド紫
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概要
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文書を自動編集するシステムについて述べる。文書を作成するとき,既存の文書の一部を利用する。構造化文書であるODAやSGMLは,体裁との独立から論理構造の一部を部品として再利用できる。文書の構成が明確かつ安定した文書を対象とすると,編集手続きを定式化できるので,プログラムの記述による自動編集が可能である。われわれは,構造化文書を操作するコマンド群「紫」を開発した。文書部品の複写,削除,生成,変更の機能を持つ編集コマンドを連携したプログラムを記述する。対象である部品の指定は,オブジェクトの属性値と論理構造におけるオブジェクト間の関係からなる"文脈情報"を利用する。本稿では紫の概要,記述例,性能,評価を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-01-26
著者
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楠本 浩二
富士ゼロックス
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黒澤 宏
富士ゼロックス(株)ドキュメントシステム開発センターアプリケーションシステム商品開発部
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鈴木 克明
富士ゼロックス(株)ドキュメントシステム開発センターアプリケーションシステム商品開発部
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鈴木 克明
富士ゼロックス(株)システム技術研究所
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楠本 浩二
富士ゼロックス(株)ドキュメントシステム開発センターアプリケーションシステム商品開発部
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