文化人類学における家族・親族領域を中心とするフィールドデータの処理と分析
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概要
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文化人類学的なフィールドワークによって得られる多様なデータをパーソナルコンピュータを用いて現地で一次処理するための支援ツールの開発を試みた。開発の為の着眼点は生物としての親族関係を基礎にそれぞれの社会特有の関係を目的を絞ってで引き出す事を可能にする事。未記入や矛盾するデータを前提として実際的な解決となるグラフィック表示を行う事。研究者が必要に応じてカスタマイズ可能な事。作成中のデータベースの全体像がモニター可能で、グラフィック表示、データベースの双方から全体像のポジションと個人データの確認が可能な事である。ハンドヘルドコンピュータで使用する事を前提に一般的なプラットフォームとしてMacOS、Windowsを選択。取材現地での作業を支援し、データベース作成を充実したものになるよう配慮した。ネットワークに発展可能なようまとめつつある。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-10-23
著者
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