著作権保護に応用される暗号技術
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概要
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本稿は、技術及びシステムの観点から、デジタル著作物の著作権保護に関して述べることを目的とする。特に、デジタル著作物へのアクセス制御を目的とする著作権保護システムに議論の焦点を当てる。デジタル著作物へのアクセス制御は、データ保護・著作権管理・アクセス資格認証の三機能から構成される。この内、アクセス資格の認証機能を提供するシステムをプラットフォームとして実現することでコストメリットを期待することが可能であり、デジタル著作物の流通の促進に大きく寄与するものと考えられる。本稿は、アクセス資格認証システムが満足すべき、セキュリティ上、アーキテクチャ上の要件を整理するとともに、システムの実例として、富士ゼロックスのアクセスチケットシステムを紹介する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-01-29
著者
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