変換結果スキーマ指向のXML変換
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概要
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本稿ではXMLからXMLへの変換モデルと変換言語XTLについて提案する。XTLは拡張したDTDで変換結果構造を指定し、入力nodeをXPath式で出力nodeにマップする。XTLの特徴は、変換規則群の呼び出し構造と変換結果の構造を一元化し、且つこの構造を文脈自由言語に制限することによって、記述を簡略化している点にある。こうしてXTLはXML変換プログラムの生産性をXSLTの5〜10倍に向上している。一方記述能力に関して、結果構造の制限を除いてXTLはXSLTの形式的モデルXSLT_0とほぼ同等の能力を有することを簡単に述べる。そしてW3Cのquery use casesにXTLを適用し、69の問い合わせの97.10%が表現可能であることを確認したことを報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-05-23
著者
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鬼塚 真
日本電信電話株式会社NTTサイバースペース研究所
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小西 一也
日本電信電話株式会社 NTTサイバースペース研究所
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小西 一也
日本電信電話株式会社nttサイバースペース研究所:(現)株式会社nttデータ技術開発本部
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