作品創作からポストプロダクションへ : 二つの自作品を通して
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概要
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GUI環境でのオブジェクト指向プログラミングを実現し、Macintoshコンピュータで稼働する音楽用アプリケーション「Max」に信号処理機能「MSP」が組み込まれたことにより、リアルタイム信号処理技術をライブ環境で応用したコンピュータ音楽作品の創作が一般化しつつある。本稿では筆者の長年の経験から、インタラクティブ・コンピュータ音楽制作手順を紹介すると共に、筆者の二つの作品「Transfiguration for clarinet and computer」と「Impulse for percussion and computer」を事例として取り上げ、作品実現後のポストプロダクションについても記述する。また、「DIPS」を用いた作品への視覚的要素の導入に関しても触れることにする。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-12-22
著者
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