しぐさ文化の認知と問題点
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概要
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多文化について調査した。本稿では<しぐさ文化>に対する日本人若年層と外国人若年層の認知を比較し,かくれた小文化の意味論的距離を測るとともに,小文化の体系化を試みた。文化の小体系は結合して,より大きな体系を生成する。今回の多文化調査から,若年層の被験者にも伝統文化継承型の認知が引き継がれている一方で,西欧型の文化の受容により個々人の文化認知には大きな差異が観察された。文化は意味論的に数量化し体系化して日本の伝統的文化の,視覚的に捉えることができる。文化は「成立条件」「言語」「行動・変化」「画像・映像」「増幅表現」「心理」などの要素とともにコミュニケーションを形成する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-07-25
著者
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