銀電極を用いた電位差滴定によるボイラー水中の塩化物イオンの定量
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概要
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低圧ボイラーから得られるボイラー水中の塩化物イオンを,銀電極を用いる電位差滴定によって定量することを試みた.pH1〜2の条件下で,10mg/l以上の塩化物イオンが定量可能であった.42種類のボイラー水中の塩化物イオン(15〜800mg/l)を本法とチオシアン酸水銀(II)吸光光度法によって定量した結果,極めて良い相関が得られた.更に,イオンクロマトグラフィーによって得られた分析値とも比較した.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1987-06-05
著者
-
鈴木 信男
東北大学理学部化学科
-
工藤 節子
(株)山形ビルサービス環境分析センター
-
細野 長悦
(株)山形ビルサービス環境分析センター
-
寺沢 松孝
安部商事株式会社
-
斎藤 幾世
安部商事株式会社
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鈴木 信男
東北大 理
-
鈴木 信男
東北大学理学部化学教室
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