着色ボイラー水中の塩化物イオンの吸光光度定量における脱色処理
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概要
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低圧ボイラーを対象にして,強く着色したボイラー水中の塩化物イオンをチオシアン酸水銀(II)吸光光度法によって定量する際の前処理として,アルミニウム塩を用いる凝集沈殿脱色法を検討した.試料50mlに対して5w/v%KAl(SO_4)_2・12H_2O 3mlを加えたとき,一般に酸を加える必要がなく,脱色率の点でも満足し得る結果が得られた.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1987-05-05
著者
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