マイクロコンピューター制御によるはん用高速液体クロマトグラフを用いる自動分取の研究
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概要
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高速液体クロマトグラフィーにおける自動分取装置を作製し,二,三のペプチドとクロロフィル色素の自動分取を試みた.装置は,通常の高速液体クロマトグラフに,自動注入用六方バルブ,分取目的物をより分けるためのバルブ,モニターである吸光光度計のアナログ出力をディジタル量に変えるA/D変換器,計測値を取り込み,計算した後,その結果を判断してバルブを操作するワンボードマイクロコンピューターなどから成る.約1秒間隔でプロセッサーが計測値を取り込み,点状の溶出曲線を得る.目的ピークの二つの変曲点間を分取した.分取物とその残りを分析クロマトグラフィーで調べたところ,目で判断できる以上の細かい判断を行っていることが分かった.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1985-06-05
著者
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