ポリスチレン系強塩基性陰イオン交換樹脂カラムにおける脂肪族低級飽和ポリカルボン酸の挙動
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概要
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ポリスチレン系第4アンモニウム型陰イオン交換樹脂カラム(塩化物形)上における,脂肪族飽和ポリカルボン酸の挙動について研究した.その結果,本質的には飽和脂肪酸の場合と変わりないが,ポリカルボン酸はより親水的であり,特に2価イオンの状態では,低い分布比の位置に固まって溶出することが分かった.又,マロン酸及びメチルマロン酸は,不飽和酸のマレイン酸などと同様な異常を示し,分子内水素結合の影響の存在が考えられる.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1976-12-10
著者
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