高速液体クロマトグラフィー用ビタミンA標品の試作研究II : 酢酸レチノール油ソフトカプセルの作製とその品質及び安定性の評価
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概要
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ビタミンA含量は, 現在実験室ではほとんど高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で分析されている.しかし, 標準品は薄層クロマトグラフィー用しかつくられていない.試作したビタミンA酢酸エステル標準品は, 酢酸レチノールを中鎖トリグリセライドで200000IU/gに希釈し, ゼラチンソフトカプセルとした.この標準品を紫外部吸光光度法とHPLCとで10か所の実験室で評価した.安定性試験は24か月にわたり5℃, 25℃及び40℃で行った.この標準品の安定性は期待していたよりも安定であった.この標準品は5℃に保管することで2年間は有効であった.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1994-03-05
著者
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中山 文彦
(社)日本ビタミンad協会技術委員会
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井上 孝夫
(社)日本ビタミンad協会技術委員会
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野辺 裕子
(社)日本ビタミンad協会技術委員会
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太幡 利一
(社)日本ビタミンAD協会技術委員会
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高田 公彦
(社)日本ビタミンAD協会技術委員会
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伊藤 善明
(社)日本ビタミンAD協会技術委員会
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庄司 幸夫
(社)日本ビタミンAD協会技術委員会
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斎藤 桂
(社)日本ビタミンAD協会技術委員会
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高島 雍治
(社)日本ビタミンAD協会技術委員会
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高野 礼二郎
(社)日本ビタミンAD協会技術委員会
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江沢 総
(社)日本ビタミンAD協会技術委員会
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岩崎 悦子
(社)日本ビタミンAD協会技術委員会
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山藤 啓子
(社)日本ビタミンAD協会技術委員会
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織茂 順孝
(社)日本ビタミンAD協会技術委員会
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沓沢 美行
(社)日本ビタミンAD協会技術委員会
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大沢 祐司
(社)日本ビタミンAD協会技術委員会
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岡崎 恵美子
(社)日本ビタミンAD協会技術委員会
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西川 美知子
(社)日本ビタミンAD協会技術委員会
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