熱分解ガスクロマトグラフィーによるスチレン系樹脂の組成分析
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概要
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市販食品用スチレン-アクリロニトリル共重合体, アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン共重合体製品の組成を熱分解GCにより検討した.簡便に精度良く定量するため分離能の良いガラス製大口径中空カラム(Gカラム)を使用した.カラム内面液層にジメチルシリコン, ポリエチレングリコールを使用したカラムを接続したものが良好な分離を示した.一般に市販されている製品に本法を適用したところ, すべてスチレン含有率50%以上であり食品衛生法のポリスチレンを主成分とする合成樹脂規格の適用を受けることを確認した.又本法は相対生成率より検量線を作成しているため配合添加剤の有無を考慮する必要がなく, 組成確認法として適当である.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1990-03-05
著者
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