構文解析における未定義語の抽出
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概要
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構文解析には,辞書・文法(構文規則)が必要である.しかし,入力文中の全ての単語がその辞書に登録されているとは限らない.そのため,未登録の単語(未定義語)が含まれた文を解析しようとすると失敗してしまう.未定義語を切り出し,構文解析が成功すれば,構文解析の後段階(意味解析)で外部記憶を参照するなどして未定義語の意味を補うことが可能である.当研究所では,構文解析のアルゴリズムとして単語の切り分けをする段階から横型に探索する構文解析方法を用いている.この方法では単純に未定義語の抽出を行うと指数関数的に処理量が増大してしまう.そこでこの処理量の増大を防ぐ方法を考案したので報告する.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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