画像処理用エキスパートシステム『IPEX』
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概要
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画像処理アルゴリズムはこれまでリモ一トセンシング用、傷検査用、部品計測用等利用目的毎に開発されてきた。しかし、ニーズの多様化や処理対象の複雑化が進むにつれて開発人員や開発工数が問題となり、初心者でも迅速にアルゴリズムを構築できるシステムの実現が望まれている。これに対処するために、一般には各種アルゴリズムを汎用的な機能毎に分類した後、各機能の実現手段を技法という形で細分化し、それらをライブラリとして実現している。これによって、専門家は迅速にアルゴリズムを構築できるようになったが、初心者への対応は今後の課題となっており、近年、研究開発が盛んに進められている。このような背景を踏まえ、筆者らは初心者でもシステムからの質問に順次答えてゆくだけで容易に画像処理アルゴリズムを構築できる画像処理エキスパートシステム『IPEX』を開発した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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