地図認識入力システムMARIS : 概要
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概要
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図面データベースの普及のため、図面の管理検索方式とともに、図面の効率的なデータベース化技術の確立が強く望まれている。図面データベースでは、高度の検索を行うためにその内容は構成要素ごとにラベル付けされ階層化されて管理される。例えば、地図データベースベースの場合、建物や道路を別々の図形データとし、各々に属性データを付与してデータベース化する。従来、このような階層化地図データベースの作成は、ディジタイザを用いて手作業で行われ、例えば、1/2500の国土基本図の場合、1枚の入力に約100時間を要するといわれている。そこで、筆者らは自動認識機能と高度な会話処理機能により階層化地図データを効率よく生成する方法につい検討し、地図認識入力システム-MARIS(MAp Recognizing Input System)を試作した。本稿では、MARISの特徴、処理概要とシステム概要について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
-
鈴木 智
NTT電気電気通信研究所
-
山田 豊通
NTT電気通信研究所
-
星野 肇夫
NTT電気通信研究所
-
小杉 信
NTT電気通信研究所
-
小杉 信
Ntt研究所
-
鈴木 智
Ntt ヒューマンインタフェース研
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