知識ベースシステム設計向きの知識表現モデル
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概要
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知識ベースシステムの構築作業は、(1)基本検討などの準備、(2)知識の収集・整理・(3)フレーム、ルールなど知識ベース構築ツールが提供する知識表現モデルによる知識の表現、(4)知識ベースの知識の投入、(5)デバッグの5段階に分けることができる。このうち、知識ベースの質を左右する(2)の段階については、知識の統一的・形式的な表現手段がなく、設計者独自の手法で行われているのが現状である。本稿では、知識の収集・整理段階の作業内容について述べたのち、本段階で用いるのに適した知識表現モデルの構成について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01