知識ベースとデータベースの相互変換法
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概要
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エキスパート・システムは、知識ベース構築支援ツールを使用して構築されるが、エキスパート・システムの作成に既存のデータベースの利用が必要であることがある。また、知識ベース構築支援ツールを用いてプロトタイプを作成し、その実現性を確認した後に、性能の要求からデータベース・システムとして実用化することが考えられる。即ち、既存の知識ベースとデータベースの資産を相互利用する方式を確立する必要がある。本稿では、知識ベースから代表的知識表現であるフレーム表現、データベースから関係データベース及びCODASYLデータベースを取り上げ、知識ベースとデータベースの相違を明確にする。次に、知識ベースとデータベース間で相互の形式に近似的に変換する方法を報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01