設計基準の知識表現に関する考察 : その2 : 選択評価基準
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概要
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建築物の設計過程では、設計対象を構成する要素や工法などの候補を評価・選択しながら組み合わせる行為が頻繁に行われる。その評価基準がひとつの設計知識であり、一般に設計現場では2次元マトリクス状の選択肢評価表(以下決定表と呼ぶ)にまとめられていることが多い。従って、決定表に盛り込まれている内容を明らかにし、適切な知識表現方法でコンピュータに蓄え利用することが重要である。本稿では、建築物の基礎構造を設計する際の杭の形式選択知識を取り上げ、これにグラフ理論のDulmage-Mendelsohn分解を応用した効果的な知識表現方法について考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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