通信系のシミュレーション簡易言語

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概要

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コンピュータネットワークの通信形態は通常の回線を利用した1対1のものの他に、LAN・衛星通信等に見られるような1対Nのものがある。近来、LAN等の発達によりこの1対Nの形態は数多く見られるようになった。この形態に対して通信方式を決定する上でシミュレーションは欠かせないものの1つである。周波数の分割や衝突発生時の動作等をきめこまかく明確にし、性能的・経済的により良いものを見出す手段となっている。同報機能をもった通信系の開発を行う時、そのシミュレーションにおいて、シミュレートされるモデルのプロセス数は大きなものとなり、より簡易かつ安価なシミュレーション方法が望まれる。我々は、このような通信系のシミュレーションを行うための簡易言語(OPUS)を開発し、その処理系をインプリメントした。本報告では、この言語の構造及び特徴について述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1986-10-01

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