分散環境下での3層構造の研究
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概要
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現在情報システムは, ダウンサイジングやマルチベンダー化によってホスト集中型からC/S (Client/Server)モデルのような分散へと急速に変わってきた。リレーショナルデータベースと結合したGUI (Graphical User Interface)を利用することによって様々な要求を満たすためのアプリケーションを迅速に開発できるようになった。しかし従来のC/Sにはいくつかの問題点があった。・伝統的なC/SはLAN (Local Area Network)を前提しているためLAN環境を構築しているユーザーにしか利用できない。・C/S開発ツールは, 通常ローカルのデータベース, 又はファイルにアクセスできるが普通ひとつのGUIはひとつのデータにしかアクセスできない。・アプリケイションのほとんどのロジックは, GUIクライアント側に保有されているため業務などの変更の場合クライアント上のロジックも変更しなければならない。従来のC/Sアーキテクチャーは特定の製品に依存するもので, 往々にしてサーポートするデスクトップ, サーバ, データベースなども限られていた。またほとんどが通信に固有のプロトコルを使用していた。それ故, 開発の際に非常に限られた選択技しかなかった。一旦製品群を選択したあとはその環境を拡張することは困難である。ある特定の製品との結びつきを強めると環境全体の柔軟性を損なうことになるからである。本当の意味での柔軟性を確立するために考えだされたのが3層構造である。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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