マイクロプロセッサrj406の実装
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概要
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rj406は、小さな回路規模で高い処理能力を実現することを目指して設計と検証を進めている32bitのRISCマイクロプロセッサである。現在までにアーキテクチャやその評価などに関しての報告を行なってきたが、今回はrj406を半導体ICとして実現するための論理設計や素子の配置決定、テストベクタに関して報告する。一般に集積回路の設計では回路の動作速度と製造に必要な半導体チップの面積が重要であり、回路が小さければ速度は上げ易く、チップ面積を削減すれば一般に製造コストが下げられる。rj406の実装では回路の大半を占める演算処理回路の設計の見直しを図り、続いて回路素子の配置を最適化することによって面積の削減を行なった。なお、rj406の実装はES2社(European Silicon Structures,Ltd)のSolo 1400システム上で行ない、製造プロセスは1.2μCMOSである。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
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