オンライン業務プログラム移植性検証ツールの適用評価
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概要
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近年、ソフトウエアの開発量が急激に増加しており、供給量を確保するために既存ソフトの流通性保証が重要な課題となっている。しかし、オンライン業務プログラムのAPインタフェースは標準化が遅れており、機種対応に開発を行わざるを得ないのが現状である。このため当研究所では、APインタフエースを統一して、流通性を高めることを目的としたデータベース(DB)/データ通信(DC)パッケージ(APLICOT)の開発を進めている。APLICOTでは、APの流通性を高めるために、APインタフェースの移植性を疎外する要因を制約した仕様を規定(APLICOT-COBL言語仕様)するとともに、仕様に合ったコーディングが行われていることをチェックするための移植性検証ツール((COACH)を提供している。本稿は、APLICOTのAPにCOACHを適用して得られたデータを基に、流通性を高めるために仕様を制約して、言語仕様を規定する際の留意点、およびCOACHの適用性についての考察結果を報告する。
- 1990-09-04
著者
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