ファイル転送プロトコル変換OSI-DCNA,DCNA-TCP/IP(FTP)
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概要
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近年,OSIのFTAMの国際標準化,国際標準のサブセットである実装規約の制定が各国の協調の下に進められ,国内外の各企業において,異機種間でのファイル転送の実現の為にOSIのFTAMの実装化が行われている.また,LANへの適用を主体とする,TCP/IP(FTP)プロトコルによるファイル転送製品も普及してきている.一方,従来の各企業毎のネットワークアーキテクチャによるファイル転送のネットワークは,1つの文化圏として既に確立,完成している.NTTにおいてもネットワークアーキテクチャDCNAによるファイル転送ネットワークが確立している.従って,今後,OSI(FTAM),TCP/IP(FTP)等による異機種間接続製品の普及を進めていくに当たっては,確立された文化圏である既存のファイル情報転送網を活用し,かつ本文化圏に影響を与えること無く,普及を進めていく事が重要な課題となる.本稿では,当該課題に対して新旧ファイル転送網接続の実現方法,実現上の諸問題とメリット,及び適用範囲についての一考察を示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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