MIAを実装したUNIX-OLTP環境下でのUNIX標準機能の使用についての一考察
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概要
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NTTではコンピュータ調達仕様としてMIA(Multivendor Integration Architecture)仕様を規定している。MIAは汎用機、UNIX機等の全てのオンライン環境を適用対象として、全ての環境間でのAPの移植を保証するために、APによる言語(C,COBOL,SQL,STDL)記述の使用について規定している。一方、UNIXには、UNIX標準として規定されベンダ環境間の移植性が保証されている機能(システムコール,C関数)が存在している。UNIX-OLTP上での動作を前提としたオンライン業務の実現においては、AP開発の効率化等の点から本機能を使用したいというニーズがある。しかし、システムコール、C関数は、OLTP環境下での使用可否についてベンダ毎の差異がありAPの移植性が損なわれる、等の問題が懸念される。本稿ではMIAを実装したUNIX-OLTP環境においてTPモニタ配下のAPからの使用が必要となるUNIX環境対応機能等について、一考察を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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