マルチベンダOLTP環境下において必要となるFTAM-API機能についての一考察
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概要
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複数ベンダの計算機を組み合わせてシステムを構築する場合、APの移植性、相互接続性が問題となる。NTTでは、この問題を解決して競争条件下でベンダからより良い製品とサービスを得るために、MIA(Mu1tivendor Integration Architecture)仕様を規定し、MIAによるシステム構築を推進している。NTTのオンラインシステムは、メッセージ通信機能とOSI-FTAMによるファイル転送機能の両者を用いてオンライン業務が実現されるという特徴があるが、FTAM-APIについてはベンダ各社のFTAM実装製品がオンラインAPに提供する機能は各社各様であり、APの移植性の点で問題がある。FTAM-APIの国際標準としてはX/Openにて規定されたXFTAMがあるが、ベンダ各社の実装はこれからである。本稿では、MIAを実装したマルチベンダ環境下においてOSI-FTAMを用いたファイル転送業務を実現する上で必要となるAPI機能、及び本機能に対するXFTAM 機能の網羅性、等について、一考察を示す。
- 1995-03-15
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