ラップトップUNIXのネットワーク機能(2)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
UNIX System V Re1ease 3(以降、SVR3)ベースのラップトップUNIXワークステーション上に、ストリームを用いてTCP/IPプロトコルを実現し、TLI/TPIと呼ばれるSVR3インタフェイスとBSD系のソケット・インタフェースを同時にサポート可能とした。このことにより、ftp/telnetなどのBSD系の通信コマンドはもとより、RFSやCU/UUCPなどのSVR3通信機能がTCP/IP上で動作することが可能となった。本稿では、ストリーム上にTCP/IPモジュールを実現する場合の問題点、特にTLI/TPIインタフェースやソケット・インタフェースとの整合性に関する問題点を中心に、その解決方法や実現方式の概要について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12