ファジィ回帰モデルの同定法の提案
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概要
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従来からあるファジイ回帰モデルの研究は, 最小化基準による違いはあるが, そのほとんどが与えられたデータを包含する制約条件式を用いた数理計画問題として定式化される。これは, 初期の研究において区間回帰分析の応用としてファジイ回帰モデルが提案されたことに原因がある。文献[3][4]の研究では従来型のモデルはファジィ数のデータ表現するには十分でないとして新たな提案を行っている。文献[4]の研究では, 最小化基準に最小2乗推定法の概念を導入した新たな形にすることによって, より現実的なファジィ数を推定しようとするものであった。この研究では, 独立変数, 従属変数であるデータがそれぞれ実数である場合についての定式化てあったが, 本研究では従属変数がファジイ数の場合についての同定法を提案したい。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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