新たなファジィ回帰モデルの提案
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ファジィ回帰モデルの最初の研究は1986年に田中教授, 和多田教授, 黄教授によって研究された. 従来型のファジィ回帰モデルは, 区間回帰モデルの応用発展として提案されている. ファジィ回帰モデルは暖昧さを含むデータを分析する上で従来の回帰モデルよりも優れていると考えられる. しかしながら従来型の同定法では与えられたデータが, 同定されたモデルの端によってしまうという問題がある. モデルによって予想される区間がファジィ数である場合, やはり予想する区間の中心の持つ意味が重要になってくると考えられる. そこで本研究では最小二乗推定法の基本概念を使った目的関数を提案する. このことにより, 同定されるファジィ数が縦来型のモデルよりも現実的な値を示すことが可能になった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-26
著者
関連論文
- 中心関数を重視したファジィ回帰モデル同定法
- ファジイ回帰分析における新たな最小化基準の研究(連続と離散の最適化数理)
- χ-ファジィ測度を用いた階層的意思決定法
- 非対称型ファジィ回帰モデル同定法の研究
- 非対称型ファジィ回帰モデルの研究
- ファジィ回帰モデル同定アルゴリズムに関する基礎的研究 (不確実性の下での数理モデルの構築と最適化)
- ファジィ回帰モデルを用いたデータ分析に関する基礎的研究
- 実数データを用いたファジィ回帰モデル同定法の研究 (数理モデルにおける決定理論)
- 新たなファジィ回帰モデルの提案
- ファジィ回帰モデルの同定法の提案