異種の製品情報管理システム(PDM)間のISO 10303(STEP)による情報変換の実証実験
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概要
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製造業ではコンカレントエンジニアリング実現のために電子化された設計製造情報を共有化する事の重要性が高まっている. このため, 近年, 設計製造情報は製品情報管理システムPDM(Product Data Management system)により管理されるようになってきており, 同じPDMの中においては情報の共有化が実現しつつある. しかし, 企業間はもとより同じ企業内でも事業所毎に異なるPDMが実装されている事が多いのが実情であるため, 異なるPDM間で製品情報を交換・共有する事が課題となっている. ところが, 従来は異なるPDM間の標準的なデータ交換・共有化の手法が確立されていない. 本報では, PDMの標準的な情報モデルを定め, これと製品情報交換の国際規格であるISO10303-203 (STEP AP203)に準拠したPDM のSTEPインタフェースを構成することで異種PDM間の製品情報交換を実現する手法について報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
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峯 孝志
Cals技術研究組合
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矢田部 真一
CALS技術研究組合
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長谷川 勝利
CALS技術研究組合
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田中 良明
CALS技術研究組合
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原田 泰弘
日本電気株式会社
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井原 哲広
中国日本電気ソフトウェア株式会社
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今浦 美佳
中国日本電気ソフトウェア株式会社
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四反田 元司
松下電器産業株式会社
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村上 房江
松下電器産業株式会社
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万仲 豊
株式会社東芝
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