Xウィンドウシステム連動処理の実現
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概要
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X-Windowシステムでは、クライアントがXサーバに対して、メッセージにより操作を要求する対象をリソースと呼ぶ。サーバ上のリソースは、リソースIDと呼ばれるリソース識別するためのIDが割り当てられ、クライアントはXサーバヘリソースIDを指定し、リソースに対する要求を送る。リソースは複数のクライアントで共有可能である。また、X-Windowシステムは、ネットワークを介してクライアント・サーバが接統可能な、ネットワーク透過性という特徴を持つ。"リソースの共有"、"ネットワーク透過性"という2つの特微を利用することにより、複数のサーバ上で1クライアント処理の共有操作を実現できる。共有操作とは、複数のホスト上でクライアントを同時に操作できる事を示す。しかし、この2つの特徴を利用したクライアントの共有操作は、共有開始時の処理性能において問題となる部分があった本報告では、性能改善の手法として"リソース事前構築による高速化手法について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
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