オブジェクト指向言語における外部システムとの結合方式の検討
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概要
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計算機システムは多くの場合、複数のサブシステムによって構成される。これはシステムが複雑化し高度化していくことに対処して、機能によりシステムを整理し、分割してシステムの構成や管理を行なうためである。このためプログラミングを行なおうとすると、プログラミング言語だけでなくいわゆるプログラミング言語の外部にあるシステムを考慮しなければならない。例えば計算の結果をターミナルなどに表示することはよくあるが、普通はプログラムがターミナルの細かい制御を直接行なうのではなく、決められたインターフェースに従ってターミナル制御システムに出力を渡し、ターミナル制御システムが実際にターミナルを制御し表示を行なう。これは入力についても同様である。途中でデータをディスクなどの二時記憶に格納する場合や二時記憶からデータをとってくる場合、普通はファイルシステムを利用する。ネットワークを介して通信を行なうプログラムにしても通信についてのあらゆる制御を自ら行なうわけではなく、ネットワークシステムを利用して、実際にプログラムを行なうのはその中枢部分だけである。ここではこのようなプログラミング言語の中からの外部システムとのインタフェースについて検討する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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