骨格線分を用いたテクスチャ生成法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本報告は、計算機を用いた材質データ、すなわちテクスチャの生成技法に関するものである。本報告は、以下の三つの特徴を持つ解決法を提案するものである。本報告では、自分の望むテクスチャを、骨格線分とこれらに肉付けする評価値関数の組合せで生成する。骨格線分と評価値関数の組合せにより、様々なテクスチャの生成を可能にしているところが、本報告の第一の特徴である。二番目の特徴は、データ入力の汎用性である。本報告で用いている骨格線分は、数学関数を用いて定義することも、タブレットなどの入力装置を用いて入力することも可能である。三番目の特徴は、目標とするテクスチャの初期検索の容易性にある。テクスチャの自動生成には多少なりとも計算時間を要するため、試行錯誤的にテクスチャを作成している時には、データ入力からテクスチャの出力までの時間の短縮が望まれる。ここで初期検分的な要素があれば、この時間は大幅に短縮されるのは明らかである。本報告では、テクスチャの特徴量である骨格線分により、この初期検分を容易にしている。つまり、ユーザは自分の望むテクスチャの骨格線分により初期検分を行ない、希望の骨格線分に対して、ある評価値関数を用いてテクスチャ生成を行なうものとする。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
関連論文
- 2-2 セルフサービス型ヘアスタイルシミュレーションシステムの構築
- 3.画像とCGの融合 (コンピュータ・グラフィックスの基本的テクノロジーと最近の話題)
- 画像のワーピング処理を用いたヘアスタイルの合成法
- ヘアスタイル・シミュレーション・システムの試作
- ヘア・スタイル・シミュレーション(2) : モーフィング手法を用いたヘアスタイルのフィッティング手法
- ヘアースタイルシミュレーション(1) : カラー領域分割を用いた顔特徴の抽出
- 骨格線分を用いたテクスチャ生成法
- 骨格線分を用いたテクスチャ生成法
- フラクタル入門(最先端コンピュータグラフィックス-3次元CGの手ほどき-(第6回))
- 石垣パターンの生成手法
- フラクタルによる自然物体の生成法 : 映像表現,画像処理・コンピュータビジョン
- 石垣パターンの生成法
- 等関数値曲面の半透明表示