ファジィプロダクションルールにおける結合子のニューラルネットによるチューニング
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概要
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プロダンションルールの条件部は、一般に複数の条件で構成され、各条件のマッチ度から結合子を用いて条件部全体のマッチ度を計算する。一般のプロダクションシステムでは、マッチ度はクリスプな値を取るため、結合子として論理演算子のand、orを用いている。ファジィプロダクションルールで、条件部全体のマッチ度としてあいまいな値を許す場合、1)各条件のマッチ度のファジィ化、2)結合子の拡張などが考えられる。1)に関してはメンバシップ関数を用いるなど既に多くの研究がなされている。2)に関しては、現在ある大部分のシステムがmin、maxを利用しており、演算子の拡張に関する研究は少ない。本論文では、演算子としてパラメータによって性質が変化するT-norm(And演算子に対応する)、T-conorm(Or演算子に対応する)を採用し、演算子の自動チューニングの方法を検討した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
-
田野 俊一
国際ファジィ工学研究所
-
加藤 康記
株式会社インテック・システム研究所
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加藤 康記
国際ファジィ工学研究所
-
三好 力
国際ファジィ工学研究所
-
Arnould Thierry
国際ファジィ工学研究所
-
Arnould Thierry
国際ファジィ工学研
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