ビジュアル言語VOCのソフトウエア部品カストマイズ機構
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概要
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グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)の効率的開発を目的の一つとしてプログラミングシステムVOCを開発中である.VOCは,オブジェクトの参照関係,大局的な制御の流れ,GUIウインドウのデザイン等を視覚的に記述し,プログラムの詳細な仕様はテキストで記述できるよう,これらの記述法を混在させてプログラムを構築できることを特徴としている.特にGUIの作成においては,既製部品の仕様の一部,例えば大きさ,色等,を変更し,それをアプリケーションに組み込むという作業が頻繁に発生する.VOCは部品の仕様を変更するための手続き(カストマイザ)を,部品自体に内蔵させることを特徴としている.これにより,既製ツールの仕様にしばられずに,任意のカストマイズ可能な部品を作成することを可能とした.本稿ではVOCのカストマイザ機構について報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
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- 三上喜貴著, 文字符号の歴史, 共立出版, 377p, 7,500円(税別), ISBN 4-320-12040-X
- '国際化'ドメイン名について
- ビジュアル言語VOCのソフトウエア部品カストマイズ機構