PSS : C言語プログラムの移植支援システム : 概要
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概要
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近年オペレーティングシステムの標準化が進み、異機種間結合のシステム構築が日常的になるにつれて、アプリケーションプログラムの異機種間移植性の問題が注目されるようになった。UNIXの統合や、各コンピュータメーカが発表しているアプリケーションアーキテクチャは、今後、移植性の低いプログラムが生産されないための歯止めをもくろんでいる。しかし、そのような意図を持たずに既に開発されてしまった膨大な量のソフトウェア資産が、オープンシステムへの移植を待っているという現状である。PSS(the Porting Support System)は、C言語で記述されたプログラムを、CPUアーキテクチャの異なる機種に移植する際に生じる問題の解決を支援する統合化された環境である。本稿では、PSSの全体構成、およびヒューマンインタフェースについて概観し、その成果について報告する。
- 1992-02-24
著者
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小林 純一
(沖電気工業株式会社)
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西風 一
沖電気工業株式会社
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前田 忠彦
株式会社沖ソフトウェア中国
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原田 稔
(株)情報技術コンソーシアム研究開発部
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原田 稔
沖電気工業
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小林 純一
沖電気工業株式会社
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大浜 美雪
株式会社沖ソフトウェア中国
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大浜 美雪
沖電気工業株式会社
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