階層化OSの性能評価手法に関する一考察
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概要
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OSをハードウェアに依存する下位層部分と非依存な上位層部分とに分離させた階層化OSでは、ハードウェア非依存な部分を他のシステムに移植する事により、ソフトウェア資産を有効利用する事が出来る。CTRONは、この構成法を採用しており、ハードウェアに非依存な部分を拡張OS、ハードウェア依存の部分を基本OSと呼んでいる。移植後のOSの性能は移植の可否を判断する重要なデータであるため、実際に移植が行なわれる前に予め移植後のOSの性能を見積る必要がある。本稿では、その見積り手法を提案し、適用方法について考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
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