ファックス通信添削システム : 添削について
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概要
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近年ファックスによる通信添削サービスが全国展開され始めている。これはファックスを利用して添削結果を即時に送りことにより、教育効果の向上を目的としたサービスである。このファックス通信添削サービスのほとんどの作業は手作業によって行なわれている。添削は添削員が行っているが、手作業で処理しているため添削員1人あたりの処理人数には限界があり処理人数を増やすには人手を増やすしかなかった。そのためコストを減らし添削効率の向上を目的としたシステムの構築が必要となった。そこで今回我々はUNIXワークステーションを利用して、データの一元管理、共有化、添削処理の効率化を目的としたシステム(avital)の構築を行った。本システムではデータ管理にG-BASEを、イメージ処理にIMAZONEを使用した。本稿では特に添削処理部分のシステム化について、添削エディタの設計、機能概要、導入効果について説明する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24