遺伝アルゴリズムによる動作ネットの学習法
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概要
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プロセス制御やロボット制御等の分野で、動作を複数の部分動作に分割、及び統合し、分散制御する方法が提案されている。ユーザーにとって、これらの分散制御パラダイムの使用は、オブジェクト指向的に制御機構を簡明に作成できる等の利点は図れるが、予め部分動作間の因果関係を厳密に定式化する必要があり、多様な並列動作が想定される制御対象に適用する場合は、この点が制御システム構築の難点と考えられる。即ちこのような技術の実現には人生による定式化の軽減が課題となり、機械自身が自動的に部分動作間の因果関係を獲得する等の機械学習法を確立することが期待される。ここでは、分散制御パラダイムとして、複数の部分動作エージェントを活性化、あるいは非活性化信号で網状に相互接続した分散制御型の動作ネットについて、それの学習法として遺伝アルゴリズムの適用可能について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
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