S/W設計者教育に対するVA講座の導入
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概要
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近年、S/W発量の急激な増加に伴って、毎年20%を越える新人の大量入社が続いている。このため、従来に比して若年経験者が比較的上流の設計を担当する機会が増加している。一方、S/W生産性向上のための設計技法としてSA/SD(Structured Analysis/Structured Design)技法がCASEツールの導入と共に急速に普及してきており当社の標準的設計手順となりつつある。筆者等はSA/SD技法と、従来製品企画やH/W設計の上流に活用されているVA(Value Analysis)とに多くの共通点を見い出し、S/W設計者に対する教育カリキュラムにVA講座に折り込むことにより、SA/SD修得の効率を上げてS/W設計者の早期育成を試みることにした、その狙い、具体的実施内容について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
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