NCALSのSGML文書データベースの開発方針と課題
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概要
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企業間連携を目指す情報システム実現において、文書の交換が重要課題となりつつある。しかし各電子計算機で利用されている異なる文書データベース(以下、文書DBと略す)間では、文書の共通管理及び管理情報の交換を行なうことが出来なかった。CALS技術研究組合(以下、NCALSと略す)では、異なる電子計算機間を移動または改版成長する文書を、分配配置された文書DBにて共通管理することを目的に、NCALS文章共通管理項目(以下、CMIと略す)を暫定的に定めた。本研究の目標は、文章交換方式の確立と、SGMLの応用で文書要素単位にて改版管理を行なう、文書及び変更管理の共通方式と実装方法を開発することである。本稿はその概要と課題を報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-04