HALIIIを用いた効率的 論理検証及び解析方法
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概要
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LSI/VLSI時代においては、開発費の増大や開発納期の遅れを防ぐ為、設計の上流工程より設計品質に大きな注意が払われて来ている。この為、設計上位の段階で設計言語による計算機モデルを構築して、実機検査と同様な機能テストをシミュレータ上で実行し、充分な品質検証をしておく必要がある。これを達成する為に、従来の様なゲートレペル主体のシミュレータに代わって、設計言語による機能レペルの記述を超高速にシミュレーションできるシミュレータHALIIIが開発された。HAL IIIは機能記述をシミュレーションできるハードウェア・シミュレーション・マシンで、31台構成でゲートレベルソフトウェア・シミュレータの約10,000倍の実行速度を持ち、更に効果的に装置診断プログラムを走行させる為に、命令レベル・シミュレータとリンクして実行する機能(TDHAL3)を持っている。本稿では、TDHAL3システムで行われている効率的迩装極診断プログラムの実行及び解析方法について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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中田 勝
北陸日本電気ソフトウェア(株)
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高崎 茂
NEC
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高崎 茂
日本電気(株)
-
平林 良啓
日本電気(株)コンピュータ技術本部
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蔵下 正広
日本電気(株)コンピュータ技術本部
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成友 京子
日本電気(株)
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