LAN内UNIXユーザ向け環境設定ファイルパターンの提供
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概要
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ダウンサイジングの波は、汎用コンピュータを駆逐してパソコンやワークステーション(WS)のLANを普及させた。一方、UNIX-WSのLANは、パソコンと異なってシステム環境が安定な上、価格低下、フリーウェアの充実、インターネットの拡大などもあってユーザを爆発的に増やしている。しかし、UNIXのネットワーク機能TCP/IPは、マルチベンダ対応であるだけに、ある面では非常に柔軟なためシステム環境の設定に専門知識を必要とするという実用上困難な問題が横たわっている。そこで本稿は、UNIXユーザが基本的業務として、Xウィンドウ上での文書作成、メール、ニュース、プログラミングなどの初歩的なことを遂行する場面を導くために、環境設定ファイルのパターン化を試してみてよい成績を収めたことを報告する。この方法は、ユーザ環境設定の内容を、ログイン、シェル、Xウィンドウ、アプリケーションの4つに大別し、いずれにおいても標準的なものとユーザ個人の趣向に基づく選択的なものとに設定項目を2分したところに特徴があり、環境設定ファイルパターンとしてプラットホームごとの「雛型」を用意した。
- 1994-09-20
著者
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