女子短期大学における計算機科学教育の一事例
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概要
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近年、短期大学卒業生が情報処理関係の職に就く事例が増えている。湘南短期大学でも、学科に関わらず情報関係の職種を希望する学生が目立つ。そのような状況に鑑み、本学では今までのワープロと表計算を中心とした一般情報処理教育に加え、コンピュータネットワークとその下のUNIXワークステーションを用いた本格的な計算機科学教育を行うことになった。中心となるのはC言語による情報処理言語教育、離散数学とプログラミング理論である。受験科目に数学を課していないこともあり、学生の数理的知識、論理的思考力には大きなばらつきがある。本報告では、学生の数学力の調査とその後のプログラミング能力、理論計算機科学の理解度を追跡することにより、短期大学における専門的な情報処理教育のあり方に対する議論の題材を提供したい。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20
著者
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