液晶フィルタを用いたハイブリット光演算
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概要
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光演算はコヒーレント光やインコヒーレント光による回折・干渉・結像・相関・偏光など光の物理現象を利用したもので、並列で高速に演算を行うことができる。しかしアナログ計算方式による誤差や、柔軟さの欠如などの欠点も持っている。コンピュータによる演算はプログラムすることで複雑な処理も精度よく柔軟に繰り返し実行できる。しかし画像のように2次元で大量なデータを処理する場合は、逐次処理を特徴としている計算機には適さず、その実行には膨大な計算時間を要する。そこで本研究では、演算部分を光学系の装置にすることで並列高速演算を行い、その他の処理をコンピュータが行う。電光変換部には液晶フィルタ、光電変換部にはCCDカメラを用いてハイブリット光演算を行った。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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