簡易住所入力による郵便番号検索に関する一検討
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概要
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郵政研究所では、郵便処埋システムの情報機械化に関する研究を行っている。その要素技術のひとつに、ビデオコーディングシステムがある。これは、OCRで郵便番号が読み取れなかった郵便物に対して、郵便物に郵便番号情報を付定するシステムで、オペレータが郵便物のあて名イメージ画像を見ながら、住所を打鍵入力し、それにより検索された郵便番号を郵便物に自動付定するものである。大量の処理件数が見込まれているため、このシステムの実現のためには、効率良く住所を入力する方法を検討する必要がある。その方法として、住所をベタ入力するのは非効率であることから、ある程度省略した住所を入力し、それをもとに郵便番号を検索する方法を考えている。今回、全国の住所表記をいくつかの階層に分類し、各階層ごとに住所の一部あるいは全部を入力することによる郵便番号の検索効率を、何通りかの入力方法について検討・評価したので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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