JPEG Extension Serverの開発
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概要
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静止画像符号化の国際標準としてJPEG方式が制定されることに加えて、近年、UNIXネットやパソコン通信などのネットワーク利用が盛んになるにつれて、パーソナルな画像利用に対する要望が高まってきている。そこで筆者らは、こうしたパーソナルな画像利用の要望に応えるために、JPEG方式を使用して手軽に画像を利用できるパーソナル画像データベースシステムを開発している。このシステムのハードウェアはCODEC処理を行なうDSPとフルカラーフレームメモリをもつJPEGボードをPCに付加する構成になっている。ソフトウェアとしてはユーザがその目的に応じてレイアウトを設計できるレイアウト機能を備えており、様々な分野の画像データベースとして利用できる汎用性の高さを特徴としている。このように、システム構成としてはパーソナル向けにコンパクトにまとまっており、また画像の表示速度も十分実用レベルに達しているが、今後ネットワークでのアプリケーションを考えた場合、やはりWSへの対応が必要となる。そこでWSでのJPEG画像表示を可能にするため、XのサーバーにJPEGデコーダを組みこみ、JPEGデータをクライアントからサーバーに送るとそれを復号し、画面上に表示する機能を実現したので以下に報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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