多視点レンジデータからの3次元形状再構成
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概要
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CG・CAD分野において形状データの作成は膨大な時間を要する作業であり、自動化が強く望まれている。形状を自動計測するシステムとしてレンジファインダを用いたものが数多く研究されている。しかし、対象とする物体はオクルージョンが発生しないような顔などの比較的単純な形状の物体に限定されている。また、実際にCG・CADの形状データとして利用するためには計測したレンジデータから面を生成しなければならない。従来では、物体を計測した際のサンプリング順序を用いてレンジデータ間を連結し面の生成を行なっている。しかし、計測方法に制約があり、オクルージョン領域を別途観測するなどの自由な計測が困難である。[3]は、別途計測したオクルージョン領域をある平面に投影し、その投影平面内で欠落面を生成している。ところが複雑な形状物体に対しては平面内で多価となる点が存在する可能性が高いため欠落面の再構成が困難である。我々は、拘束の無い自由な観測から獲得したレンジデータをボクセル空間にボーティングすることにより、効率的に次元形状を再構成する手法を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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